DPP-4阻害薬は、わが国で最も使用されている糖尿病治療薬です。一方、SGLT2阻害薬はEMPA-REG OUTCOME試験（エンパグリフロジン：ジャディアンス®錠）やCANVAS試験（カナグリフロジン：カナグル®錠）で心血管イベント抑制効果が示されたことから世界的に注目を集め、近年わが国でも処方頻度が増えている薬剤です。

この度、国内初のDPP-4阻害薬とSGLT2阻害薬の配合剤となる「カナリア®配合錠」が、7月3日に厚生労働省より製造販売承認されました。カナリア®配合錠は、テネリグリプチン（テネリア®錠）20mgとカナグリフロジン（カナグル®錠）100mgの合剤で、薬価収載は9月上旬になる見込みです。

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